一流の仕事人になるために必要な事とは何かを記事にしています

グローバル志向

[2017-07-13 15:34:43]

日本人は全体的に国内にしか目が向いていない傾向があるように思えます。たとえ現在は国内にシェアが偏っているサービスであろうとも、見方を変えると世界に通用するものかもしれません。逆に言えば、国外でなかなか成果が上がらないのは、国内向けのサービスから脱却できていないせいかもしれません。これからのビジネスシーンでは、グローバルな視点をもつことが非常に重要になってきます。

ここでいうグローバル志向とは、単純に語学力や他国文化への造詣が深いというだけのことではありません。他国の文化を需要する精神が必要なのです。この視点が欠けている方が、日本人には多いように思えます。

日本は確かに急成長を遂げて、一気に先進国でもトップクラスに躍り出ましたが、それはもう過去の話です。経済成長は長らく停滞し、今では中国の方がよほど経済的に成長を遂げています。いつまでも「日本は成長力のある国」だと思っていると、今後はどんどん追い抜かれていくことになります。

そもそも、日本があれだけの成長を遂げられたのは、海外の優れた技術をどん欲に取り入れて、それを改良して更に洗練されたものへと進化させていく向上心があったからでしょう。

国際社会を勝ち抜いていくためには、先進国のプライドにあぐらをかくことなく、各国の最新の技術や考え方を積極的に取り入れるグローバルな視点は必須ではないでしょうか。